柳なつきのブログ

柳なつきのブログです。

日記

桜は壁をつくらない。

桜は壁をつくらない。 (大学生になってはじめて、日記を書いてみる。) 桜が咲いた。 自宅のそばにも学校のそばにも桜並木があるので、毎日桜を愉しむことができる。ああ今日は昨日より咲いてるなあ、今年も桜は咲くんだなあ、なんて月並みな感慨を抱きなが…

桜は壁をつくらない。

桜は壁をつくらない。 (大学生になってはじめて、日記を書いてみる。) 桜が咲いた。 自宅のそばにも学校のそばにも桜並木があるので、毎日桜を愉しむことができる。ああ今日は昨日より咲いてるなあ、今年も桜は咲くんだなあ、なんて月並みな感慨を抱きなが…

輝け!(卒業ライブの感想。)

卒業ライブに、行ってきました。 いろんなバンドの、いろんな音楽を聴きました。 音楽というのは、やっぱり感情、つまりは理屈でない部分で受け取るものなんだなあと再認識、そして実感。 聴いて、痺れが走る。それだけのことなんだ、自分にとっていい音楽っ…

輝け!(卒業ライブの感想。)

卒業ライブに、行ってきました。 いろんなバンドの、いろんな音楽を聴きました。 音楽というのは、やっぱり感情、つまりは理屈でない部分で受け取るものなんだなあと再認識、そして実感。 聴いて、痺れが走る。それだけのことなんだ、自分にとっていい音楽っ…

雪の日の日記。

雪のなかを、歩いて帰ってきました。 雪に対しては、べつだんいいイメージをもってはいなかった。ふわふわ、とか、ひらひら、とか、そんな可愛らしいイメージは、すくなくともない。それよりかむしろ、雪、というと、がちがちに硬くなって、薄汚れてしまった…

雪の日の日記。

雪のなかを、歩いて帰ってきました。 雪に対しては、べつだんいいイメージをもってはいなかった。ふわふわ、とか、ひらひら、とか、そんな可愛らしいイメージは、すくなくともない。それよりかむしろ、雪、というと、がちがちに硬くなって、薄汚れてしまった…

身軽でありたい。

身軽でありたい。 自転車をふらふらとこぎながら、ふと、思った。かごには、ずっしりと重たい荷物。私はもともと、荷物が多いほうだ。どうやらそういう性質らしく、たくさんのものをもち歩かないと落ちつかない。本、お菓子、携帯電話、洋書、電子辞書、参考…

身軽でありたい。

身軽でありたい。 自転車をふらふらとこぎながら、ふと、思った。かごには、ずっしりと重たい荷物。私はもともと、荷物が多いほうだ。どうやらそういう性質らしく、たくさんのものをもち歩かないと落ちつかない。本、お菓子、携帯電話、洋書、電子辞書、参考…

撃て。(そのいち。)

語ることをずっとずっと避けてきたことを、語ろうと思う。 学校で、模擬裁判があった。 刑事事件。男の人が女の人を、結果的に殺害したことになる事件。わざと殺したのか、うっかり殺してしまったのかはわからない。検察がわは「これは事件だ」と言って論理…

# 撃て。(そのいち。)

語ることをずっとずっと避けてきたことを、語ろうと思う。 学校で、模擬裁判があった。 刑事事件。男の人が女の人を、結果的に殺害したことになる事件。わざと殺したのか、うっかり殺してしまったのかはわからない。検察がわは「これは事件だ」と言って論理…

撃て。(そのいち。)

語ることをずっとずっと避けてきたことを、語ろうと思う。 学校で、模擬裁判があった。 刑事事件。男の人が女の人を、結果的に殺害したことになる事件。わざと殺したのか、うっかり殺してしまったのかはわからない。検察がわは「これは事件だ」と言って論理…

雨にまみれて。

(11月17日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (今も、雨が、降っています。) 今日も喫茶店に行きました。席について、とりあえず携帯電話を開きました。かちゃかちゃと言葉を打ち込んで、そこでふと、顔をあげると。喫茶店にいるうちのだいたい半分く…

雨にまみれて。

(11月17日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (今も、雨が、降っています。) 今日も喫茶店に行きました。席について、とりあえず携帯電話を開きました。かちゃかちゃと言葉を打ち込んで、そこでふと、顔をあげると。喫茶店にいるうちのだいたい半分く…

いつだかきっと私は言った、「うち、東京行くんさぁ。」

(11月5日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (いつにもまして、まとまりに欠けます。多少個人的です。まさしく日記、という感じ。) 季節の、変わりめだ。秋から冬へ。 季節の変わりめというのは、いつもいろいろなことを思い出す。5歳の私8歳の私13歳…

旅とか絵とか、模試のこととか。

(11月7日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (ビリー・ジョエルを、聴きながら!) やっぱり文章っていうのは、書いてみないとどこに辿りつくのかわからない。すくなくとも、私の場合は。 だから、書くということは旅をすることに似ている。小さな袋を…

旅とか絵とか、模試のこととか。

(11月7日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (ビリー・ジョエルを、聴きながら!) やっぱり文章っていうのは、書いてみないとどこに辿りつくのかわからない。すくなくとも、私の場合は。 だから、書くということは旅をすることに似ている。小さな袋を…

いつだかきっと私は言った、「うち、東京行くんさぁ。」

(11月5日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (いつにもまして、まとまりに欠けます。多少個人的です。まさしく日記、という感じ。) 季節の、変わりめだ。秋から冬へ。 季節の変わりめというのは、いつもいろいろなことを思い出す。5歳の私8歳の私13歳…

天使なんかじゃ、いらんない。

(雨の音を、聴きながら。) 自分を騙したくない。 綿矢りさの『勝手にふるえてろ』に、こんな文がある。 「いままでの私は自分にたいしてぶりっこをしていた。自分はからかわれてもくやしいだけで、いざ相手に仕返しをして悪く言おうとしても、悪口が思いつ…

天使なんかじゃ、いらんない。

(雨の音を、聴きながら。) 自分を騙したくない。 綿矢りさの『勝手にふるえてろ』に、こんな文がある。 「いままでの私は自分にたいしてぶりっこをしていた。自分はからかわれてもくやしいだけで、いざ相手に仕返しをして悪く言おうとしても、悪口が思いつ…

部活にいるとき。

(昨日の日記です。) 一日をまるごとつかっての、文化祭の準備だった。 ひそやかなざわめきが、校舎じゅうをすっぽりと包む。低く這うようなざわめき。叫んだりとか走ったりとか、そういう輩はいないみたいだ。みんな準備に忙しくて、そんな暇はないのかも…

部活にいるとき。

(昨日の日記です。) 一日をまるごとつかっての、文化祭の準備だった。 ひそやかなざわめきが、校舎じゅうをすっぽりと包む。低く這うようなざわめき。叫んだりとか走ったりとか、そういう輩はいないみたいだ。みんな準備に忙しくて、そんな暇はないのかも…

世界と私。

(だいぶ抽象的な日記です。) 私が開けば、世界も開いてくれるのかも知れない。 先に睨みつけたのは、私か世界か、どっちだったろう。もうずいぶん前のことなので、忘れてしまった。まあでもとにかく、気がつけば私は、世界に包丁を突きつけていた。両手で…

世界と私。

(だいぶ抽象的な日記です。) 私が開けば、世界も開いてくれるのかも知れない。 先に睨みつけたのは、私か世界か、どっちだったろう。もうずいぶん前のことなので、忘れてしまった。まあでもとにかく、気がつけば私は、世界に包丁を突きつけていた。両手で…

空の見える席。

(9月1日に書いたmixiの文章を、再編集したものです。) 始業式でした。 ああまたあの世界に戻るのか、と髪をしばりながら思いました。小さく狭い校舎のなかの、大きく深く広がる世界。ちょっとしたディテールが、すべてになってしまうときもある微妙な世…

空の見える席。

(9月1日に書いたmixiの文章を、再編集したものです。) 始業式でした。 ああまたあの世界に戻るのか、と髪をしばりながら思いました。小さく狭い校舎のなかの、大きく深く広がる世界。ちょっとしたディテールが、すべてになってしまうときもある微妙な世…