2008-10-18 空 空の広さに私は悲しむ 地上の狭さに私は怒る どこまで行っても人は居る一体どこに楽園があるというのか! 空、しかし空はあまりにも遠かった、 茫漠としていた、手をかざしても遥か彼方……人々は皆仮面を被り穏やかに過ごす 深い絶望を染み渡らせながら 最後の審判を待つしか無いしかし見上げれば、そこには最上の天国がある 憧憬すればいい、私たちは、 あの水色の大地から生れ落ちてきたのかもしれないと