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柳なつきのブログ

柳なつきのブログです。

たのしいたのしい昼休み。(チーム・アンビバレンスとの会話、そのいち。)

 アンビバレンスを、読んだ蝶子さんいわく。
「題名変えろ。ほんとあの、チームバチスタになぞらえておまえらのあいだに殺人事件起こったらまじ困るから」

 というわけで、変えました題名。

 前回の、つづきです。11月12日のお昼休み。後半15分ぶんくらい。


夏「今日ねー、単語テストで軽蔑するって言葉が出てきてどうしようって。風鈴だなぁって思った」
風「うん。うーん」

菜「あれだよね私たちの会話ちゃんと残しとくだけでもたのしいと思う」
(放送が入って、ちょっと途切れる。)
夏「会話に成り立たないと思うやっぱ」
菜「成り立ってないかなー?」
夏「成り立ってるけど微妙に成り立ってないっていうか」
菜「なんかねぇ夏海、私たちの会話成り立ってないって言うんだよ」
楓「でも成り立ってないからこそさぁ、面白いんだよね」
菜「そうそうそう、そうだよそうだよ、そう、そう!そうなんだよー、個性が強いから!」
夏「ある意味それ言い訳じゃね?」
菜「だからそうだよ、アンビバレンスーみたいな。夏海が命名したの超定着したよね!」
楓「でもいまだにうちはそれが言えないんだけどね」
菜「アンビバレンス。なんかね噛みそうだよね軽く」
夏「パソコンでやるのにしても携帯でやるのにしても長いから、面倒くさい。ヴィ、ヴィが面倒くさい」
菜「あー」
夏「ウに点々じゃん」
菜「あー。私あれビにしちゃってるけどね」
夏「あー。どっちでもだいじょぶなのか」
菜「うん」
夏「……そうだよねカラオケのときに、うちがアンビバレンスでカラオケ行ったって言ったら、菜月と風鈴も」
菜「そうそう」

(ちょっと中略。録音できてるとかできてないとかって話。)
夏「なんか録音したの再生してる菜月を考えるとー、変すぎて笑えるんだけど。すんごい笑ってそうなんだけど」
菜「まぁにまにまくらいはするかもね」
夏「なんでにまにま。にまにま……なんか変なとこでつかうよね言葉」
菜「そう?」
夏「にまにまとか」
楓「ふつう言わないよね」
菜「うわ楓にも言われたわ」
夏「前のきゃいきゃいも面白かったじゃん」
菜「きゃいきゃいねぇ」
夏「きゃいきゃい」
菜「思わず書いちゃったよ」
夏「ね」
楓「たぶんさぁ、傍からみたらさぁ、ほんとにさぁ、変な人って思われるよ?」
夏「(笑)」
菜「そうだね!(笑)……いやーでも私は、私はぁー、こうみえてけっこうまともな人だからぁー」
夏「いちばんまともなのあたしだよ」
菜「いやいやいやーやーやー」
夏「どうこの人、まともだと思う人ー?」
(風鈴さんも楓さんも、視線を逸らす。)
(笑いが起きた。)
菜「楓が!」(楓さんが、妙ににこやかだったんだと思います。)
夏「楓顔伏せたよ、風鈴も顔伏せるしさぁー」
菜「なに今のちょっと、なに?」
夏「うちがいちばんまともだと思う人ー!」
(夏海さんも風鈴さんも楓さんも、手をあげる。)
夏「いぇーいやったー、勝ったー」
菜「いや私だって、」
夏「証拠あるもん!証拠!」
菜「じゃなんだよー、証拠ってなんだよ言ってみろよー、」
夏「風鈴と、楓」
菜「証拠ってなんだよー、証拠示せよ証拠ー」
夏「変すぎて笑ってますけど。あまりの変さに」
菜「いつ私が変だって決まったんですかぁー」
夏「ほらほらほら!」
菜「地球が何分何秒まわったときぃ」
夏「(手を叩いて、笑う。)」
菜「あれ地球が何分何秒?違ぇな。地球が何回まわったときぃ、何時何分何十秒!」
夏「もうこの行動が変なんだよ!自分で言ってるようなもんだよ!」
楓「今吹くかと思った」
夏「いつも以上になんかまわってるね、あれが」
菜「……思い出した!地球が何分、あれ?地球が何回まわったとき、何時何分何十秒だ!」
楓「そこまでわかる人さぁー、いませんからふつう」
菜「そうだね!てか私もその理性的な心でそう思った」
夏「……無視したよ」
菜「ねっねっねっねっ、軽く無視したよね今」

夏「すごい風鈴がポテトがん見してる。……なんでまとまり感ないのにさぁ、みんなでまとまってるんだろうね?」
菜「うーん今の名言かもしれない、うん」
夏「ある意味まとまり感ないのにまとまってっていう」
菜「そうだねぇ」

夏「親しき仲に礼儀あり。うん。なんか言ってみたかった」
菜「石橋を叩く」
夏「(笑)あのね、この四人の関係のことを言ったの。親しき仲にも礼儀あり」
菜「そうだよ礼儀。礼儀ありだよ」
夏「なに自分が言ったみたいなこと言ってんだよ」
菜「礼儀ありだよー」(風鈴さんのほうをみて)
風「いやおまえだろ」
夏「いやむしろこっちだよ。……でも謙虚になったら謙虚になったでこわいよね、こいつね」
菜「じゃちょっとへりくだってみるか私。おはよう存じます?」
風「ううん」
夏「ぎこちないからだめ」
風「うん敬語の使いかた」
夏「ないよね」
楓「うんないって言うかなんて言うか、もう人格違うと思う」
菜「人格ー!いやー私じつはさ、二重人格だったんだよねー」
夏「ある意味二重人格だよね」
楓「っていうか今のでさぁ、二重人格どころかさぁ、三重人格にならない?」
夏「まさかの三重人格!」
菜「えーじゃあどうしよっか、私は謙虚になりとう存じます」
楓「あ、うん夏海、夏海じゃないな菜月だな、」
菜「そうだね」
楓「うん。ふつうにしてたほうがいい」
菜「ふつうにしてるー。やった認められちゃった、このままの私がいいんだよ!って」
楓「うん、なんだろ、」
風「うーん」
楓「なんか今、果てしなく鳥肌がたった」
(笑いが起こる。なんかここで、「気もち悪い」とか言われた私。)
菜「なにそれなんかさぁ、え?気もち悪くないよ?」
夏「毎日いじめられてたのしいかい?」
菜「…………(固まる)」
(一拍置いて、大爆笑が起こる。)
風「うわーどMだ、うわーうわー」
夏「もう笑ってることがあれだよね」
風「すぐ否定しない時点でだめ!」
夏「いぇい!うち良いこと言ったよね!いぇい!」
(「いぇーい」と言いながらハイタッチを始める、夏海さんと風鈴さんと楓さん。もちろん私は抜きでね!)
菜「……今のはね、……きいちゃだめいやだめじゃないけど、みてんの?みたいな私の心を、いやっちがっ違う違う違う今の、うんだめだ私今、うん、ね?」
夏「うん、すごい一言言ったと思うようち今」
菜「うん」
楓「うん」
夏「なんか嵐が起こったね」
(そしてまた笑う私たち。)
楓「笑いの嵐?」
夏「うん。まさかうちの言葉でこんなんなるとは思わなかったんだけど。軽い気もちできいたんだけど。冗談混じりだったんだよいちおうは、いちおうは冗談混じり。だけどこんな反応すると思わなかった」
(風鈴さん、大笑い。つづいて夏海さんも。)
夏「なんかさ、愛情の裏返しの幅がどんどんどんどん広がってくんだけど。どうする?もうどうしようもないからいいよね!」
菜「どうしよう」
夏「もうこの域まで達してきたかっていう感じだよねうちらも」
菜「これはその、正直に言ったほうがいいのか、まだ、貫いたほうがいいのだろうか」

炉心融解の話とか、溶けたいとか。)

(英単語の話になって。)
菜「まあいいよ、英語はうん」
夏「おまえが言うな。おまえがいちばん大事だろ英語」
菜「そっかもしれない」
夏「おい自覚もて」
菜「ふふふ」
楓「このなかでいちばんできるよね」
菜「やったね!ちょっと認められちゃった私」
風「うざっ」
楓「とりえがさぁね、なかったらどうすんの?」
菜「とりえとか!いや私とりえいっぱいあるから。あのね、」
夏「ないよね」
菜「やー、いっぱいあるよたとえば、」
風「うーん」
菜「優しい?」
夏「うわーなんか自分で言っちゃってる」
風「あれ?」
菜「人格がいい?」
(三人に、いっせいに突っ込まれました。)
夏「うちらがいるだけいいと思いなさいよ」
風「うん、そうだね」
菜「みんな私のこと、好きだから!」
風「うーん」
楓「っていうかさぁ、特進にいるんだからさ、まあ勉強とか、学力はできなきゃだめだけどー、勉強できるやん、」
菜「うんうんうんうん!」
楓「文章書けるやん、」
菜「うんうんうんうん!」
楓「くらいやん?」
(夏海さんと風鈴さん、超たのしそうに笑った。なんかこう、ざまあみろみたいなね!)
菜「いやだからもっとー、私はぁですねー、すごいんだからねー?」
夏「うんある意味すごいよね」
風「うんある意味ね。そうある意味」
夏「ある意味つけなきゃ成り立たない存在だもん」
菜「私は優しいでしょ、人格者でしょ、私は人格がいいでしょ」
風「自分で言ったら違うんだよ」
夏「ある意味すごくて、ある意味二重人格で、もうぜんぶある意味つけなきゃ成り立たないよ」
風「そうある意味」
夏「そうじゃなきゃ菜月はね、存在できないと思うんだ」
菜「うわっ、存在とか言われたよ。真面目に言おう。私はねぇ、こう、すごいんだよ?」
楓「うん、自分で言ってる人はじめてみた」
夏「子どもが言うのとおなじだよ?自分すごいんだよって」
菜「そこまでさそこまでさ構われるのもすごくないか私。そこだよ私のいいところは!」
夏「うん、だと思う」
菜「うん」
夏「ある意味ネタ豊富なんだもん。いじりがいがあるよね」
楓「それは認めるー、うん」
菜「ほらほらなんだよー、風鈴ー、風鈴ー」
楓「うんなんだろ。ネタが多いのは認める」
(みんな一斉に、喋っているのですが!なんか私が裏声で「そんなことないよー」とか言ってるんだけど、状況がよくわからない。)
菜「てかさっき夏海の言ったことが超さ衝撃的すぎてまじどうしようって感じなんだけど私」
楓「てか、もう、認めちゃおう?」
夏「もう自分はどうしようもありません、このままいきましょうみたいな」

(ここでチャイムが、鳴った。予鈴です。)
(楓さんが席を立って、私と夏海さんはまだ半分くらい残ってるごはんを、急いで食べ始める。風鈴さんは、食べ終わってた確か。)
(ポテトのお話とか。)

夏「なんか雷起こしたね、うちね。怒ってない?」
菜「いやいやいやいや怒ってない。なんかとっさに否定できなかった自分がいた」
夏「そうそれがどうなのかなって思って、試しに言ってみたの、すごい反応するから、これは面白いみたいな。ちょっと後づけだけど」
菜「どうしよこれは、正直に言ったほうがいいのかしら」
夏「もう認めちゃったほうが楽になんじゃない?」
風「(笑)」
菜「私はね、あのね、ばれないように頑張ってきたんだよう」
(ふたりとも、すっごく笑った!)
菜「違う違う違うっだから、頑張ってきたんだけど、」
風「えっ自覚してた?」
菜「だけどー、私プライド高いじゃん?あっ楓にもあとで言うけど、」
夏「そうだよね変にプライド高いのに、きゃいきゃいよくしてて、」
菜「んなこと言えねぇよ!みたいな!だから高校ではだれにも言わないと!思っていたんだようぅ。……わかってた?そこらへん」
夏「最近になってわかったけど、あーそういえばそうだなって」
菜「あぁだめだ認めてしまった私はもうおしまいだ。ある意味で」
夏「ある意味おしまい、ある意味始まりだよ?」
菜「……だめだ話すのたのしすぎてぜんぜん箸が進んでねえ」
夏「ね、そうなんだけど!どうしよう!最近ほんと昼休みがたのしすぎてね、授業受けたくないっていう」
風「あー」
菜「なんかさぁどうしよもう私いろいろ始まっちゃったんだけど」
風「うん」
菜「いやむしろ終わってるかなぁ」
風「うーん」
夏「あれさぁ前菜月の人生終わってるみたいなこと言ってなかった、風鈴」
菜「なんだよそれぇ」
風「言ってなかったら夏海の妄想がさぁ、エスカレートしてることになるけど。ふつうにあれじゃん、醜いは私言ってないじゃん」
夏「自分で変換しちゃった?」
風「ところでなに、醜いって思ってるの?」
夏「醜いとは思ってないよ。醜いとまではいってないけどー、……そのちょっと、手前くらい」
菜「うわ」
風「うわっ」
(笑う。)
夏「だってうちがすんごい絶望してるときなんかすんごい嫌んなったもん菜月の存在自体が」
風「(笑)」
菜「えなんで私こんな良い子なのにいじめられんの?いやいじめられるのはいんだけどー、」
風「いじめられるのはいいんだ(笑)」
菜「やだからそうじゃなくてー、なんで存在否定されるのそんなに?」
夏「いや否定はしてないよ!」
楓「ただーいま」
菜「おかーえり。うんじゃあふたりに認めちゃったから言うけど、うまく言えないなぁ、だからぁ自覚はありました」
風「私はどMです(菜月の気もちを代弁)」
楓「いまさらじゃん?」
菜「でね?ふたりには言ったんだけど、思ったんですけどね、高校では言わないって思ってきたんですよ?言わないって思ってきたのにさぁぁ。ってことをふたりに言ってた今」
楓「っていうかなんとなく、いまさらじゃん?」
菜「えっうん、なんとなく気づいてた?」
夏「いつから気づいてた?」
楓「気づいてたってわけじゃないけどー、いじっててー、ふーん、みたいな」
夏「あぁー納得してたか」
菜「きゃいきゃいしてるもんね私」
夏「めちゃくちゃたのしそう。いじってるうちらもたのしいしねー」
楓「うん」
風「うん」
夏「みんな頷いたよ!」
菜「まじで今の?まじで?」
風「撤回しようかな」
(盛りあがる。)
楓「盛りあがってるなのはいいけどー、時間はどうしよっか?」
菜「えっと今何時?」
夏「15分。まだ」
菜「まだっつーかあと5分だけど。やべぇ。どうしよ私、これやっちゃったっていうのかな」
風「『頷いた?頷いた?きゃっきゃ』っていうのか。うーん……あー……」
夏「まさかの真実だよね」
菜「私よく二年半頑張ってきたと思わない?」
夏「うちもよく二年半頑張ってきたと思うよ。よく離れなかったと思うよ」


(その後、教室に戻った私と風鈴さんの会話。)
風「どM(笑)」
菜「あのさ、教室で言わないでくれる?」
(ここに書いちゃった時点で、もうアウトですけれどね!)