ひとりごと。
携帯からのひとりごと。
ふつうでない、そんな環境でやってきたという自覚はある。最近は、実感もある。
気がついたらそうなっていた。なんでかはわからない。理由なんてないのだろう。きっとそういうものなのだ。
そしていまも、以前ほどじゃないにしろ、たぶん、私はふつうでない。
それは誇りでもあるが、そのまま劣等感でもある。
その狭間で、私はいったいいつまで揺れるのだろう。
まともじゃないね、と言われるたびに、ひどく喜ぶ自分とひどく落ち込む自分がいる。
洗いざらい、話してしまいたくなることもある。なにがそんなに、ふつうでないのか。私はどうして、ふつうでないのか。
でもそれってずるい。だから、あと一歩のところでいつも踏み止まる。
でも、そんなふうに考えてるから、いっつも苦しいのだろうか。
そろそろ、整理するべきなのだろうか。いや……向き合うべき、と言ったほうがいいか。
うーん。元廃人が、社会に出るというのはやはりなかなか大変らしい。
がんばろうとは、思うけどね。廃人もっかいやりたくないし。