2014年7月6日のまとめ
友人宅で目覚める。朝の七時。寝不足な感じはするが、目が冴えてしまって起きる。Nとほとんどおなじタイミングで起きた。Sも十分ほどするともぞもぞと起き出す。
朝食を食べたあと、三人で粛々と化粧をした。ほんとうに、粛々としていた。朝、薄暗い部屋で、沈黙しながら化粧をする女三人。それこそ小説にでもなりそうだ。
十時近くなり、アパートを出る。駅ビルに行き、ショッピング。私はワンダーロケットの服をどっさり買った。いまの体型では似合わないなあと思ったけれども、いや、それならば痩せるんだと自分に言い聞かせる。なにしろワンダーロケットの服は、かわいい。
昼はインドカレー。三人で寝ぼけ眼を擦りながら、楽しかったね、と言い合う。私は師匠と弟子っていいよね!必要だよね!といった話をした気がするが、どうしてあのタイミングで言ったのかよく思い出せない。まあしかし、私に小説の師匠的存在がいてくれてよかったということは事実。
昼過ぎの中央線で先輩の家に帰る。一時間ほど倒れていた。なんだかんだで午後の四時。
先輩が帰宅して、怒涛の話し合いがはじまる。いやあ、激しかった。
私は自宅に戻ることにした。互いの生活を立て直すことを約束する。
イタトマで立て直しを記念して祝杯。酔う。
そして夜遊び。
先輩の家に戻って、酔いで痛む頭を抱えながら眠る。午前一時くらいだったかな。
ひとりでいなければ自立はできない。当たり前のことを、忘れがちになってしまうときが私はしばしばある。Sの言っていた通り、適度な距離感というのが、ほんとうに必要なのかもしれない。
ずっといっしょ、なんてありえない。
それはなんという希望で、なんという絶望だろう。
だからこそ、私はきっと。
ずっといっしょ、という関係性を、描き続けたいのだろう――。