それでも私は、たゆたった。(2014年を振り返って。)
大晦日ですね。
私は、身の周りに起こったことをわりと片っ端から忘れていくので、一年を振り返るという行為が困難だったりするのですが、せっかく節目の年でしたし、できる範囲で振り返ってみようと思います。
あと、来年のこともすこし。
今年は、やっぱりなんと言っても、本を出版させていただいたことが、いちばん大きなできごとでした。魔法のiらんど文庫より、『天使は、二度泣く。』という本を。
なんだかんだで、書かねば、と思っている人間なので、じぶんの小説を世に出せたということは、これは大きな一歩だと考えていいと思っています。
この本にかかわってくれたすべてのみなさま、読んでくださったすべてのみなさまに、あらためまして、お礼を申し上げます。ありがとうございます。
本を出したおかげかどうかは知りませんが、人間関係も大きく変わった年でしたね。
親しかったひととちょっとだけ疎遠になったり、ということも、なくはなかったのですが、それ以上に出会いと発見がたくさんある年でした。
まあ、人間関係にかんしては、シェイクスピアじゃないですが、終わりよければすべてよし、って感じですかね……ほんとうに。いつもそばにいてくれるひとに、感謝なのですよー。それこそ、肩をばしばし叩きたいくらいに。叩いてくるか……という、はた迷惑な面ももっている柳です。
そして、来年は、また本を出したいです。
そうだよね、私の本質はやはり小説家だもの。
こっそりと、動いてはいるのですがね……お知らせできるようになったら、お知らせさせていただきますので、そちらもなにとぞよろしくお願いいたします。
あとは来年も引き続き、学んでいきたいです。私が書いている小説の本質にも、深くかかわってくることを、学んでいます。その分野には、現在ものすごく興味があり、拙い独学ながらも、すこしずつ、すこしずつ学んでいるところです。
私は翻訳書を読むのが、すこしばかり苦手でして。でもだからこそ、来年は、翻訳書に本格的に取り組みたいと思っています。とりあえず、カール・バルトなどの神学書の読みかたがわかるかたや、あるいは神学書などに興味があるかたがいらっしゃいましたら、ご連絡いただければ、なんて思います。こんなとこで、ゆるぼ!
そうですね、あとは、だいじなひとたちと、来年もいろんなところに行きたい。
今年のような年に、来年もなればいい。
そう思える程度には、いい年だったと思ってます。
大きな海に投げ出された私は、それでも平穏に、波の上をたゆたうことができたみたい。とりあえずは、ね、たゆたっただけでも上できとしよう。
さて、年が明けたらだいじなひとと初詣に行ってきます。楽しみです。
みなさま、今年もほんとうに、お世話になりました。ありがとうございました。
よいお年を!