柳なつきのブログ

柳なつきのブログです。

2010-01-01から1年間の記事一覧

心はいつもこたつのなかに。(友人・蝶子さんとの生会話。)

(10月30日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (ついについにやってしまった、蝶子さんとの生会話掲載。) (録音した会話を聴いて、書き起こしています。) (なんかね!自分の声ってこんなふうに響くんだねっていう!) (ていうか私!みたいなね!) …

世界について、率直に。

(11月13日、ミクシィのほうにあげた文章です。) 私は世界を信頼し過ぎなんじゃないかと、ふと思ってしまうときがある。いまだに。 そういうとき、心はすっと一瞬にして冷える。鮮やかに伸びやかに、うたうように広がっていた世界の色は、一瞬にして反転す…

チーム・アンビバレンスの華やかな登場。(チーム・アンビバレンスの会話、そのいち。)

(11月12日、ミクシィのほうにあげた文章です。) チーム・アンビバレンスの会話を、書き起こしてみました。 前提としての、説明。チーム・アンビバレンスは、菜月(私)、夏海さん、風鈴さん、楓さんの四人です。高校の、お友達です。お昼休みは、いつも食…

チーム・アンビバレンスの華やかな登場。(チーム・アンビバレンスの会話、そのいち。)

(11月12日、ミクシィのほうにあげた文章です。) チーム・アンビバレンスの会話を、書き起こしてみました。 前提としての、説明。チーム・アンビバレンスは、菜月(私)、夏海さん、風鈴さん、楓さんの四人です。高校の、お友達です。お昼休みは、いつも食…

いつだかきっと私は言った、「うち、東京行くんさぁ。」

(11月5日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (いつにもまして、まとまりに欠けます。多少個人的です。まさしく日記、という感じ。) 季節の、変わりめだ。秋から冬へ。 季節の変わりめというのは、いつもいろいろなことを思い出す。5歳の私8歳の私13歳…

旅とか絵とか、模試のこととか。

(11月7日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (ビリー・ジョエルを、聴きながら!) やっぱり文章っていうのは、書いてみないとどこに辿りつくのかわからない。すくなくとも、私の場合は。 だから、書くということは旅をすることに似ている。小さな袋を…

旅とか絵とか、模試のこととか。

(11月7日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (ビリー・ジョエルを、聴きながら!) やっぱり文章っていうのは、書いてみないとどこに辿りつくのかわからない。すくなくとも、私の場合は。 だから、書くということは旅をすることに似ている。小さな袋を…

いつだかきっと私は言った、「うち、東京行くんさぁ。」

(11月5日、ミクシィのほうにあげた文章です。) (いつにもまして、まとまりに欠けます。多少個人的です。まさしく日記、という感じ。) 季節の、変わりめだ。秋から冬へ。 季節の変わりめというのは、いつもいろいろなことを思い出す。5歳の私8歳の私13歳…

天使なんかじゃ、いらんない。

(雨の音を、聴きながら。) 自分を騙したくない。 綿矢りさの『勝手にふるえてろ』に、こんな文がある。 「いままでの私は自分にたいしてぶりっこをしていた。自分はからかわれてもくやしいだけで、いざ相手に仕返しをして悪く言おうとしても、悪口が思いつ…

アンダー・ウォーター

(小説では、ないと思います。) (プラトニック・スィサイド。) 『アンダー・ウォーター』 沈んでゆく。淡く光る満月はゆらめきぼやけて、手を伸ばしても届かない。届かない? 思って、小さく自分を嘲る。届くものなんて、何ひとつなかった。何にも届かな…

アンダー・ウォーター

(小説では、ないと思います。) (プラトニック・スィサイド。) 『アンダー・ウォーター』 沈んでゆく。淡く光る満月はゆらめきぼやけて、手を伸ばしても届かない。届かない? 思って、小さく自分を嘲る。届くものなんて、何ひとつなかった。何にも届かな…

天使なんかじゃ、いらんない。

(雨の音を、聴きながら。) 自分を騙したくない。 綿矢りさの『勝手にふるえてろ』に、こんな文がある。 「いままでの私は自分にたいしてぶりっこをしていた。自分はからかわれてもくやしいだけで、いざ相手に仕返しをして悪く言おうとしても、悪口が思いつ…

水の国(9月27日ぶん)

(小説です。連載です。つづきです。) (意外と間が、あいてしまった……。) (9月27日8時半、再び更新。) 私は、ある世界を知っている。 それは、水の国。水が自由に跳ねて踊って舞う、どこまでも深く深く潤い湿った場所。どこまでも広がる薄い桃色の大地…